
「ITmedia News:会社宛ての“エロスパム”、対処しないとセクハラに?」![[このエントリーを含むはてなブックマーク]](http://blog-imgs-12.fc2.com/i/y/o/iyouneta/b_entry.gif)
なんて記事を読んだりして、会社のスパムメール対策を考えていたのですが、なにせWindowsで古いIMail Serverを使っていて、費用をかけないと(SMTPサーバを替えないと)無理かなと思っていました。*NIXならSpamAssassinとかあるけど、Windowsだと後付の方法ってなかなかない。しかし、何気にAnti-Spam SMTP Proxyを発見しました。Windowsでも動くし、SMTP Proxyなんで既存のSMTPサーバのlisten portさえ変更できればいいらしい。しかもSourceForge.net: Anti-Spam SMTP Proxy Serverを見るとライセンスはGPL。これは試してみるしかないでしょ。
ActivePerlのインストール
- 「ActiveState - ActivePerl free Perl open source binary language distribution - Dynamic Tools for Dynamic Languages」からActivePerlをダウンロードします。5.8.8以上が必要なので、必要なら入れ直すなりアップデートするなりします。
- スタートメニューから「Perl Package Manager」を起動します。「View」→「All Packages」でパッケージの一覧を表示したら、以下のパッケージを右クリック→「Install ***」でマークしていきます。
- compress-zlib
- digest-md5-file
- email-valid
- file-readbackwards
- mail-spf-query
- mail-srs
- net-dns
- perl-ldap
- time-hires
- 全てマークしたら「File」→「Run Marked Actions」でインストールします。
- コマンドプロンプトを起動します。
- 「ppm-shell」を起動して、ppmのプロンプトから「install http://www.roth.net/perl/packages/win32-daemon.ppd」と入力します。
- 「Perl Package Manager」で「File」→「Refresh All Data」を選べば、「win32-daemon」もインストール済みになっているはずです。これでActivePerlのインストールはOKの筈。
Anti-Spam SMTP Proxyのインストール
- 以下のディレクトリを作ります。
- c:\assp
- c:\assp\notspam
- c:\assp\spam
- c:\assp\errors
- c:\assp\errors\notspam
- c:\assp\errors\spam
- ダウンロードしたzipファイルを解凍し、c:\asspへコピーします。zipファイルを解凍すると、asspディレクトリの下にrepair.plの様なファイルがあるので、ここをc:\asspにするようにします。
- コマンドラインでc:\asspに移動して「perl addservice.pl -i c:\assp\assp.pl c:\assp」を実行します。
- c:\assp\assp.cfgというファイルを新規作成して、「AsAService:=1」の1行を加えます。
- サービスマネージャから「Anti-Spam SMTP Proxy」サービスのスタートアップを自動にし、サービスを開始します。この後はブラウザから設定します。
Anti-Spam SMTP Proxyの設定
- ブラウザから「http://127.0.0.1:55555」を開き、ログインでユーザ名をなし、パスワードを「nospam4me」とします。
- 以下の項目は変更が必須ですので、頑張って:-)直します。
- 「Server Setup」→「Web Admin Password」
- この画面のパスワード
- 「Relayin」→「Accept All Mail」
- リレーを許可するIPアドレス。「|」で区切って入れます。うちはローカルIPを「127.0.0.1|10.|192.168.」と設定しました。
- 「Relayin」→「Local Domains」
- ローカルドメイン。「|」で区切って入れます。全てのサブドメインを列挙します。
- 「SPAM Control」→「Spam Error」
- スパムのエラーメッセージ。ここの「postmaster@yourdomain.com」を妥当なアドレスに修正します。
- 「Spam Address」
- これはちょっと分からなかったです(汗)。
- 「Network Setup」→「SMTP Destination」
- 転送先のSMTPサーバを指定します。ポート番号だけ書けばローカルIPに接続します。
- 後はSMTPサーバのポート番号を「SMTP Destination」にあわせてあげれば稼働し始めます。でも、まだベイジアンフィルタ関係の設定があります:-)。
ベイジアンフィルタの設定と保守
- コントロールパネルのタスクに「perl rebuildspamdb.pl」のコマンドを追加します。ディレクトリは「c:\assp」です。1日1回くらいでスケジュールを設定します。
- ASSPがメールを受け取ると、c:\assp\spamとc:\assp\notspamにメールがコピーされていきます。中を確認して、間違っているメールは適宜移動させます。これを元にベイジアンフィルタが学習していきます。
- 何日か経てばベイジアンフィルタもそれなりに賢くなっていると思います(汗)。
おしまい
あとは「SPAM Control」→「redRe」でレッドリストの「ISO-2022-JP」を削除したり、「Whitelisting」→「whiteListedDomains」に重要な相手先ドメインを登録しておいたり、ですかね。で、様子を見ながら段々ポリシーをきつくしていくと。
かなり多機能なスパムフィルターですので、下手な製品より使えるかもという印象を持ちました。設定画面の使いやすさ、設定内容の説明、そして日本語へのローカライズが難点かな。linuxとかなら他にも選択肢があるでしょうけど、Windowsでも動作するのはお勧め度が高いです。
エロスパムがほとんど来なくなってちょっと寂しい気もする俺でした。その分仕事すればいいのか(汗)。
2007/7/14 追記
「Anti-Spam SMTP Proxy(ASSP)の設定私的メモ | コマネタ帳」を新しくエントリしました。
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